こんばんわ。
和風雑貨【雅-みやび-】の店主です。
関東では冷たい雨が降り続く1日となっています。
場所によっては今後雪へと変化するそうですが、どうなるんでしょうか。
3月になって雪はちょっと勘弁してほしいという気持ちもあります。
木版画で見る雨の景色
さて今回の雨を見て思うのは
「雨を描いた木版画」
についてです。
先日お話した雪の表現も難しいところではありますが、雨の図柄も負けじと技術的な要素が大きく出ています。
実際雨の表現の代表とも言われる1つをご紹介すると、
安藤広重の東海道五十三次「庄野」です。
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
強い雨なのか人が駆け足で頭をかばいながらかけていく様が見てとれます。
雨は横向きの細い線で表現されていますが、更に夕立の雨ということで日が落ちはじめ周辺が暗くなっている様が背景に浮かぶ暗い木々のシルエットで表現されています。
たったこれだけの絵なのに、臨場感が伝わってきますね!
こちらのオリジナルの絵も高値で取引されていますし、有名な海外の美術館でも展示されていたりします。
当店では現在こちらの復刻版画 ミニサイズを販売しています。
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